愛(生きる意味)を持つ(人生の目的を定める)

幸せになるための4つのステップの3つ目は、「愛(生きる意味)を持つ」ことです。

「愛」と「生きる意味」が同じになっていますが、意味合いとしては同じです。

生きる意味や理由というのは最終的には「何に愛を注ぐのか」が生きる意味になります。

「好きな人も家族もいないし愛なんて興味がない」

と思っている方はそうではありません。

愛というのはもっと広い意味を持っています。

  • 社長として社員に対する愛
  • お客様に対する愛
  • 職業に対する愛
  • ファンに対する愛
  • 没頭出来るものに対する愛
  • 人生をかけて向き合いたいものに対する愛、など。

広い意味での愛になります。

この3つ目のステップでは、悩みを解決して、自分を理解するところまで出来ている人が、次に幸せな人生を送るために必要な「生きる意味を持つこと」の大切さについてご説明していきます。

目次

どうして愛(生きる意味)を持つことが必要なのか

どうして愛(生きる意味)が必要なのかについて詳しくご説明いたします。※以下「愛」のみで記します。

愛というのは自分にとっての目標であり、守りたい存在のことを言います。

愛を手に入れている人は今後も守っていきたいと思っているはずです。

今の状況をずっと続けていきたいと思っているでしょう。

そして、愛をまだ持っていない、または持っているけれど確信がない人は、「自分が何のために生きているのか」について悩んでいるでしょう。

今後の人生をどうやって生きていけば良いのかをまだ見つけられていないはずです。

そのように愛を見つけられていなければ、自分が何をすれば良いのかも分かりませんし、自分の情熱やエネルギーを何に注いでいけば良いのか分からなくなってしまうのです。

結果的に生きる意味も頑張る理由も、自分の存在意義も分からなくなってしまうのです。

当然、明確な目標なども分からなくなってしまうのです。

そうなってしまうと、最終的に無気力になってしまって何に対しても本気になれない状態になってしまいます。

エネルギーや情熱も湧いてこないでしょう。

それは一つの悩みであり自分にとって辛い状況です。

愛がなければ悩みが生まれてしまうということなのです。

ですから人間というのは生きている限り、愛が必要だということなのです。

愛(生きる意味)を持つことが出来たらどうなるのか

愛を持つことが出来るとたくさんの変化があります。

  • 人生の目的が決まるから迷いがなくなる
  • エネルギーが湧いてくる
  • 守りたいものがあるので頑張れる
  • 毎日が楽しくなる
  • 幸せを感じることが出来る
  • やるべきことややらなくても良いことが自分の中で決まる
  • 小さなことで動揺したりクヨクヨしなくなる、など。

愛を持つことは自分の人生の基盤や芯が出来ます。

自分の中で判断基準も決まりますし、自分の人生にブレがなくなるのです。

それは人間的に大きな成長をすることになるでしょう。

それほど愛を持つことは自分という人間を大きく変えてくれるものなのです。

愛(生きる意味)を持たないとどんな問題が起きるのか

愛を持たないとどんな問題があるのかというと、

先ほどの愛を持つとどうなるのかの逆です。

  • 生きる意味がなくなって無気力になってしまう
  • 何をやっても楽しくない
  • 今後の人生をどうすれば良いのか分からなくなってしまう、など。

愛を持つことは人生の本質でもあり、根本でもありますから何もかもが分からなくなってしまうこともあるのです。

一心不乱に頑張っている時や目標などがあればそこに向けて頑張っていくことは出来ます。

しかしそれがなくなってしまったりふと立ち止まった時に「自分は一体何のために頑張っているのだろうか」と思った時に無気力になってしまうことがある可能性があります。

そのような悩みを抱えているとしたら愛を持つ必要があるのです。

確かに「愛を持つ」と言っても簡単なことではないでしょう。

「自分にとって大切なものを見つける」ということですから、そんなもの別にないという人が多いかも知れません。

しかし、案外身近にある可能性もありますし、自分にとって大切なものはもう知っているはずなのに気付いていないだけかも知れません。

心は常に大切なものを知っていますから、自分の心に素直になることで大切なものは自然と見つかるでしょう。

どうすれば愛(生きる意味)を見つけることが出来るのか

「愛を見つけるにはどうすれば良いのか」

一つは先ほども言ったように自分の心に素直になることです。

自分の心では大切なものを知っていて、自覚がないだけの可能性があります。

「大切なものは失って初めて気付いた」なんてことがあるくらいですから、案外気づきにくいものだったりするのです。

ある意味、「失っては困るもの」の中で探してみると見つかるかも知れません。

そしてもう一つの方法は、

「自分にとって必要だと思うものを手に入れてみる」ということです。

大切なものや生きる意味、愛というのは手に入れて初めて気付くものだったりします。

手に入れる前に大切だと思うものというのはないのです。

大切なものというのは守りたいものでもあります。

守りたいと思うのは手に入れたから守りたいと思うのです。

本当に大切なものというのは自分の近くにあって、それがなくなったら困る存在に変わっていくのです。

手に入れてもいないものがなくては困るものになることはないのです。

なくても良いものだから手元にないのです。

どうしてもなければいけないのなら手に入れているか、絶対に手に入れようとするのです。

愛や大切なものというのは、そうやって心が求めているものを手に入れて、それを守ろうとすることこそが愛だということです。

無くなっては困るものが愛である証拠だと覚えておきましょう。

まとめ

愛を持つことは、人生のゴールや目的を決まると言っても過言ではありませんからとても重要なことであり、生きていく上では必要不可欠なことです。

しかしそれと同時に見つけることは簡単なことではないでしょう。

愛を注げる存在や生きる意味を見つけた時、それを自覚をした時の幸福感とエネルギーが湧いてくる感覚はとても素晴らしいものです。

それほど愛というのは力があり、人間を強くしてくれるものなのです。

「愛」は愛する人だけではなく、ファンであったりすることもあります。

自分が人生をかけて守りたい存在であればそれは愛なのです。

物に対する愛というのは基本的にはありませんが、恋人や家族だけが愛というわけではありません。

人生を捧げたい仕事がある人もそれは一種の愛です。

「この為に自分は生きているんだ」と思えるのならそれは愛なのです。

そういう対象を見つけることが出来れば、

「自分が生きている意味が分からない」

「何のために生きているのか分からない」

「自分は何のために頑張っているのだろうか」

という感覚を持つことはないでしょう。

もし、そう思ってしまっているのならそれは自分にとっての愛でも生きる意味でもないということなのです。

自分が勘違いしているだけかも知れません。

「自分の生きている意味なんだ」そう思えるものを探してください。

本気でそう思えるものを見つけた時に自分にとっての本当の愛を見つけた時なのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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