幸せは心の状態によって決まるもの（自分の心が幸せを感じているのか）

幸せは結果ではなく今の心の状態によって決まります。

どうしても人間というのは結果を求めがちです。

• 大金持ちになったら幸せになれる
• 会社で出世したら幸せになれる
• 結婚出来たら幸せになれる
• 勝負に勝ったら幸せになれる
• 友達がたくさん出来たら幸せになれる

このように考えることはあるのではないでしょうか。

しかし、実際のところ手に入れて本当に幸せになっているでしょうか。

「大金持ちの人がみんな幸せなのか？」

「会社の上司は幸せか？」

「勝負に勝った人は皆幸せなのか？」

「友達がたくさんいる人は皆幸せなのか？」

そう考えると答えは明確でしょう。

どんなに欲しい現実が手に入ったとしても幸せになれるわけではないのです。

ではどうすれば幸せになれるのか。ということを詳しく解説していきたいと思います。

幸せは心の状態によって決まるもの

幸せは結果（現実での出来事）ではなく、幸せは今の心の状態によって決まります。

結果は全く関係ないというとそんなことはもちろんありません。

ただ、結果は幸せになれるかどうかの要素であって、それが幸せに直結するわけではないということです。

そうではなく「自分の心がどう感じたのか」が最も重要だということです。

幸せというのは心が幸せを感じた時に初めて幸せになれるのです。

どんなに素晴らしい現実があったとしても、幸せを感じていなければ幸せではありません。

どんなに他人から羨ましがられるような人生を送っていたとしても、自分自身が幸せだと思えなければそれは幸せではないということなのです。

成功した人生があったとしても幸せを感じていなかったり、孤独感を持っていたら幸せではありません。

幸せな人生に最も大切なことは、自分の心が素直に幸せを感じられる人生を送ることなのです。

自分の心が幸せを感じているのか

「自分の心が幸せを感じているのかどうか」

それこそが幸せな人生を作るために必要なことです。

幸せというととても曖昧で分かりにくいので、別の言葉に置き換えても良いでしょう。

• 嬉しい
• 楽しい
• 心が穏やか
• 気楽（大きな不安や心配がない）
• 充実感
• 大きな悩みがない
• 満足感　etc.

など、どれも幸せに繋がる感情です。

こういった良い感情、もしくは悪い感情がないと感じると人は幸せを感じることが出来ます。

逆に言えば、どんなに大きな成功や嬉しいことがあっても、大きな不安や心配事があれば幸せを感じる事はできないのです。

これがどんなに結果を求めても幸せを感じることが出来ない大きな原因となっています。

成功者になっても不安であったり別の大きな悩みがあれば幸せを感じることはできません。

大金持ちになってもお金がなくなってしまう不安があれば幸せを感じることはできません。

幸せは負の感情がなく、良い感情を増やすことで手に入れることが出来るということなのです。

幸せになるために大切なのは自分の心（感情）がどう感じているのか、であって成功することではないということを覚えておきましょう。

幸せになるためには幸せを感じる心を持ち、それを貪欲に求めること

幸せは自分の心がどう感じているのかで決まるということをお話しいたしました。

では、実際どうすればその幸せを感じる心を手に入れられるのかというと、

「幸せを感じるための心を持ち、結果にとらわれることなく心が求めているものを貪欲に求めること」です。

幸せを感じる心を持つために大切なことは、嬉しいことは素直に嬉しいと思うことです。

他人に褒められたら嬉しいと感じるはずです。

その時に素直に喜ばずに「褒められても意味がない」と決めつけてしまったら幸せにはなれません。

心が嬉しいと感じたのなら素直に嬉しいと思えば良いのです。

そしてもう一つ大切なことは、その嬉しいという感情を貪欲に求めることです。

嬉しいことを常に求めて、自分の心が喜ぶような人生を作り上げていくことで、自分の人生には喜びでいっぱいになっていって幸せがどんどん増えていくのです。

その時に注意して欲しいことが結果を求め過ぎないことです。

なぜ結果を求めてはいけないのかというと、結果ばかりにとらわれてしまったら目の前の喜びが見えなくなってしまうからです。

別の言い方をすれば、「過程を楽しむ」という言葉でも良いでしょう。

過程を楽しむという心を持っていなければ、「結果が手に入らなければそれ以外は何の価値もない」というように、目の前が見えなくなってしまうのです。

もちろん、幸せを手に入れるために結果（現実的な出来事）というのはとても大切な要素です。

結果を求めて行動することをやめてはいけません。

しかし、それ以上に大切なことは目の前の幸せをどんどん増やしていくことなのです。

目の前の幸せを増やしていった結果、未来の幸せも手に入れていくのです。

自分の人生、自分の心の幸せを貪欲に求めていき、その幸せに必要な現実を手に入れていくことが大切なのです。

まとめ

幸せは結果ではなく、今の自分の心が幸せを感じているのかどうかで決まります。

大事なことなのでもう一度言いますが、

幸せを貪欲に求めることが大切なのであって、現実はどうでも良いということではありません。

やはり幸せを感じるためには、自分が心から幸せを感じることが出来る現実が必要不可欠です。

「友達が欲しい」という結果をおろそかにして、孤独を感じてしまったら幸せにはなれません。

負の感情があれば素直に幸せを感じることは出来ませんから、その負の感情を取り除くための現実や結果というのは必要なのです。

ただ、結果ばかりに気を取られてしまって結果が手に入れば幸せになれるという考えを持ってしまったら幸せからは遠のいてしまうので注意しましょう。

過程を楽しみつつ、幸せな心を手に入れるために結果も求めるのです。

それが実践出来た時に、人は本当の幸せな人生を作り上げていくことが出来るでしょう。